【2025年最新】奈良のおすすめ観光スポット34選！定番から穴場、人気グルメスポットまで

日本の国の始まりを感じる奈良県へ

奈良県は日本の古代の中心地であり、奈良時代には平城京が置かれた古都。そのため、国宝や世界文化遺産に指定されている建造物や仏像が数多く残されています。

観光スポットもこうした歴史にちなんだ場所が人気。山に囲まれた盆地という地形もさまざまなスポットを生み出しています。今回は、「楽天トラベル」奈良担当スタッフがおすすめする定番スポットから穴場まで、奈良旅行で訪れるべき観光名所をご紹介します。

奈良・大和高原エリア

奈良市

東大寺

仏教中心の国づくりを進めた聖武天皇の勅願により743年に建立された「東大寺」。各地に建立された国分寺の中心をなす総国分寺と位置付けられました。

「奈良の大仏」として知られる盧舎那仏（るしゃなぶつ）を本尊とし、大仏殿は世界最大級の木造建築。大仏殿の内部には、大仏の鼻と同じ大きさの穴が空いた柱があり、くぐると無病息災のご利益があるといわれます。

拝観時間

【大仏殿】4～10月 7:30～17:30、11～3月 8:00～17:00

料金

大人・中高生 800円、小学生 400円
※大仏殿・法華堂・戒壇堂、東大寺ミュージアム、それぞれで入堂料が必要

住所

奈良県奈良市雑司町406-1

アクセス

【電車】JR・近鉄「奈良」駅よりバスで「大仏殿春日大社前」停下車、徒歩約5分
近鉄奈良線「近鉄奈良」駅より徒歩約20分
【車】京奈和自動車道「木津」ICより約15分

詳細

東大寺

▼関連記事

奈良市

奈良公園

敷地内に東大寺や春日大社、興福寺、春日奥山などがあり、東西約4km、南北約2kmにおよぶ広大な「奈良公園」。若草山などの美しい芝生と、樹齢1000年ほどの松の木立が並ぶ憩いのスポットとして市民や観光客に親しまれています。県庁屋上庭園からの景観も見事です。

奈良公園に暮らす約1,300頭の野生の鹿は、もともと春日大社の神の使いとされています。

営業時間

24時間入園自由

料金

無料

住所

奈良県奈良市春日野町

アクセス

【電車】JR「奈良」駅より徒歩約20分、近鉄「近鉄奈良」駅より徒歩約5分
【車】京奈和自動車道「木津」ICより約16分

詳細

奈良公園について/奈良県公式ホームページ

▼関連記事

奈良市

興福寺（こうふくじ）

奈良公園内にある「興福寺」は、669年、藤原鎌足が重い病気を患った際に、正妻である鏡王女（かがみのおおきみ）が夫の回復を祈願して造営したと伝えられる山階寺（やましなでら）がはじまりの法相宗（ほっそうしゅう）の大本山です。710年の平城遷都の際に「興福寺」と名付けられました。

境内には、聖武天皇の叔母・元正太上天皇（げんしょうだいじょうてんのう）の病気全快を願って建立された東金堂、西国三十三所観音霊場第9番札所としても知られる南円堂など、国宝・重要文化財に指定されている建築物が点在。また、国宝館では阿修羅像や木造千手観音菩薩立像などの貴重な仏像を見学できます。

※五重塔は修理工事中のため、当面の間（2031年工事完了予定）全体を見ることができません

拝観時間

9:00～17:00（受付終了 16:45）

料金

【中金堂・東金堂・国宝館 共通券】大学生以上 1,600円、中高生 1,100円、小学生 600円

住所

奈良県奈良市登大路町48

アクセス

【電車】JR「奈良」駅より徒歩約15分、近鉄「近鉄奈良」駅より徒歩約5分
【車】名阪国道「天理」ICより約15分

詳細

法相宗大本山 興福寺

▼関連記事

奈良市

浮見堂

奈良公園内にある鷺池に浮かぶ、檜皮葺き（ひわだぶき）の屋根が印象的な八角堂形式（六角形）のお堂。水面に映る姿が美しく、春は桜、夏は新緑とサルスベリ、秋は紅葉、冬は雪景色や凍結した湖面など、四季折々の景色を楽しめます。

また、夜間にはライトアップを実施。荘厳とした雰囲気の中にお堂が佇む幻想的な光景が広がります。

営業時間

24時間見学自由

料金

無料

住所

奈良県奈良市高畑町

アクセス

【電車】JR「奈良」駅・近鉄「近鉄奈良」駅より市内循環バスで「大仏殿春日大社前」停下車、徒歩約5分

奈良市

若草山

山全体が芝生でおおわれた「若草山」は、三つの笠を重ねた姿から「三笠山」ともいいます。春の桜、秋の紅葉とススキなど、四季折々の自然が魅力。あちらこちらに鹿がおり、のんびりと暮らしています。山麓ゲートから山頂まで歩いて登ると30～40分ほど。

毎年1月の第4土曜日には奈良の早春を告げる伝統行事「山焼き」が行われ、大花火に続いて冬の夜空を鮮やかな光で染め上げます。

開山期間・時間

3月第3土曜～12月第2日曜 9:00～17:00

入山料

中学生以上 150円、3歳～小学生 80円

住所

奈良県奈良市雑司町469

アクセス

【電車】JR・近鉄「奈良」駅より市内循環バスで「大仏殿春日大社前」停下車、徒歩約12分
【車】奈良奥山ドライブウェイ（有料）で山頂駐車場へアクセス可

奈良市

春日大社

奈良公園内に位置する「春日大社」は、奈良時代の768年に創建された古社で、朱塗りの社殿と約3,000基もの灯籠が特徴。「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されています。

荘厳な雰囲気の境内にも、神の使いとされる鹿がいるのも、奈良ならではの風景です。

拝観時間

【3～10月】6:30～17:30
【11～2月】7:00～17:00
※御本殿は9:00～16:00

料金

拝観無料
※御本殿特別拝観は700円

住所

奈良県奈良市春日野町160

アクセス

【電車】JR・近鉄「奈良」駅より路線バスで約15分、「春日大社本殿」停すぐ
近鉄「近鉄奈良」駅より徒歩約25分
【車】第二阪奈有料道路「宝来」ICより約20分

詳細

春日大社

奈良市

夫婦大国社（めおとだいこくしゃ）

春日大社の末社「夫婦大国社」。日本神話に登場する大国主命（おおくにぬしのみこと）を祀った神社は全国に数あれど、大国主とその妻である須勢理姫命（すせりひめのみこと）を一緒に祀る神社はここだけ。

そんな理由から最強の恋愛パワースポットとして信仰を集めています。后神の像は手にしゃもじを持っているため、「家事が上手になれますように」としゃもじを奉納するのだとか。「ハート絵馬」を納める人も多く見られます。

拝観時間

9:00～16:30

料金

拝観無料

住所・アクセス

春日大社と同じ

詳細

夫婦大国社 | 春日大社

また、春日大社境内飛火野（とびひの）では、ナチュラルホルンの音色で鹿を呼び寄せる「鹿寄せ」が行われます。夏（7～8月頃）と冬（12～2月頃）、春（3月下旬）の土曜・日曜・祝日を中心に、朝の約15分間開催される鹿寄せは無料で鑑賞できます。

ナチュラルホルンの音にたくさんの鹿が駆け集まる様子は壮観。なかには、奈良公園にデビューしたばかりの子鹿たちにも。秋の風物詩「鹿の角きり」とともに、この地域ならではのイベントです。

詳細

鹿寄せ ｜ 一般財団法人奈良の鹿愛護会

奈良市

ならまち

奈良公園のすぐ脇に、江戸時代末から明治時代に建築された町屋が軒を連ねるノスタルジックな街並み、通称「ならまち」があります。

古い家屋を改築した飲食店やカフェ、雑貨店も多く、観光やデートスポットとしても注目されています。「ならまち格子の家」は、伝統的な町屋を忠実に再現し、昔の生活様式を知ることのできる施設です。

住所

奈良県奈良市中院町

アクセス

【電車】JR「奈良」駅より徒歩約17分、近鉄「近鉄奈良」駅より徒歩約13分
【車】京奈和自動車道「木津」ICより約20分

▼関連記事

奈良市

元興寺（がんごうじ）

593年に蘇我馬子が創建した日本最初の本格的伽藍であり、国宝・世界文化遺産にも指定されている「元興寺」。智光曼荼羅（ちこうまんだら）が祀られている極楽堂、客殿や学校舎など時代によってさまざまな使われ方をしてきた禅室など、国宝級の建築物が多数。

また、一部には飛鳥時代から残る軒平瓦（のきひらがわら）が使われており、悠久の歴史を感じます。ほかにも、泰楽軒や浮図田（ふとでん）、かえる石などの貴重な文化財が点在。

春になると影向桜（ようごうざくら）が咲き誇り、桜の名所としても知られています。

拝観時間

9:00～17:00（最終入門 16:30）

料金

大人 700円、中高生 500円、小学生 300円
※秋季特別展期間中は+100円

住所

奈良県奈良市中院町11

アクセス

【電車】JR「奈良」駅より徒歩約15分、近鉄「近鉄奈良」駅より徒歩約20分

詳細

元興寺

奈良市

薬師寺

680年、天武天皇が皇后（後の持統天皇）の病気平癒を祈願して建立した「薬師寺」。1998年に「古都奈良の文化財」の構成資産のひとつとして、世界遺産に登録されました。

創建時から現存する東塔は国宝に指定されており、デザイン性に富んだ水煙など、当時の建築様式を残す貴重な建築物です。東塔のみでも迫力がありますが、西塔と並ぶ光景は圧巻！

ほかにも、国宝の薬師三尊像を祀る金堂、薬師寺の鎮守社であり重要文化財に指定される休ヶ岡（やすみがおか）八幡宮など見どころ満載です。

拝観時間

9:00～17:00（受付終了 16:30）

料金

大人 1,000円、中高生 600円、小学生 200円

住所

奈良県奈良市西ノ京町457

アクセス

【電車】近鉄橿原線「西ノ京」駅より徒歩約1分
【車】第二阪奈道路「宝来」ICより約30分

詳細

奈良薬師寺

奈良市

唐招提寺（とうしょうだいじ）

聖武天皇に招かれた唐（中国）の僧・鑑真大和上（がんじんだいわじょう）により、759年に創建された「唐招提寺」。国宝に指定されている金堂と光堂をはじめ、奈良時代に建立された建物も多く残っており、その荘厳さに圧倒されます。

彫刻も多く保有しており、なかでも御影堂（みえいどう）に安置されている鑑真和上坐像は、日本最古の肖像彫刻です。その姿を見られるのは、毎年6月5～7日のみという貴重な名宝です。

また、春の梅や桜、夏の蓮、秋の萩、冬の雪景色と移ろいゆく四季折々の光景も見事です。

拝観時間

8:30～17:00（最終受付 16:30）

料金

大人 1,000円、中高生 400円、小学生 200円

住所

奈良県奈良市五条町13-46

アクセス

【電車】近鉄「西ノ京」駅より徒歩約10分
【車】第二阪奈道路「宝来」ICより約5分

詳細

唐招提寺

奈良市

平城宮跡（へいじょうきゅうせき）

「平城宮跡」は、約1300年前に平城宮が築かれた場所で、現在は発掘調査・研究の成果をもとに、当時の遺跡を復元した公園になっています。

広大な園内は、朱雀門や観光交流施設のある「朱雀門ひろば」ゾーンと、復原施設や遺構展示物が点在する「第一次大極殿（だいいちじだいごくでん）」ゾーンに分かれ、地元の人の憩いの場としても親しまれています。

四季折々の自然風景やイベントも数多く開催されており、なかでも、約6万羽のツバメが夏の夜空を舞い、ねぐらを探す「ツバメのねぐら入り観察会」が有名。自然あふれる公園で、平城京へ思いを馳せる特別な時間を過ごせます。

営業時間

9:00～16:30（最終入場 16:00）
大極門など一部施設は17:00まで（最終入場 16:30）

定休日

月曜（祝日の場合は翌日）、12月29日～1月3日 ※施設により異なる

料金

無料

住所

奈良県奈良市二条大路南3-5-1

アクセス

【電車】近鉄「近鉄奈良」駅よりぐるっとバスで「朱雀門ひろば前」停下車

詳細

国営平城宮跡歴史公園

奈良市

西大寺（さいだいじ）

765年に創建された真言律宗（しんごんりっしゅう）総本山の寺院「西大寺」。約1万坪の境内にある建物は、災害などにより何度か建て直されており、多くが江戸時代中期以降に再建されたもの。

現在拝観できるのは本堂、愛染堂（あいぜんどう）、四王堂（しおうどう）と、期間限定で開館している聚宝館（しゅうほうかん）の4カ所です。

春秋の年2回行われる大茶盛式（おおちゃもりしき）や、毎年10月3～5日に行われる光明真言土砂加持大法会（こうみょうしんごんどしゃかじだいほうえ）をはじめ、年間を通してさまざまな行事が行われています。

また、「蓮の寺」としても有名で、毎年6月中旬～8月下旬にかけて蓮の花が境内を彩ります。

拝観時間

8:30～16:30（最終受付 16:00）

料金

【本堂・四王堂・愛染堂 三堂共通拝観】大人 800円、中高生 600円、小学生 400円

住所

奈良県奈良市西大寺芝町1-1-5

アクセス

【電車】近鉄「大和西大寺」駅より徒歩約3分

詳細

真言律宗総本山 西大寺

▼関連記事

奈良市

大和西大寺駅

近鉄奈良線・橿原線・京都線が乗り入れるターミナル駅で、鉄道ファンに注目されています。特徴は平面交差、つまり線路の切り替えポイントの数が41基と非常に多いこと。

駅ナカのショッピングモール「タイムズプレイス西大寺」の展望デッキに出れば、名物の平面交差を上から眺めることができます。鉄道ファンいわく、東側の配線が非常に複雑とか。

展望デッキ利用時間

9:30～20:00（悪天候時は閉鎖）

料金

無料（改札内エリア）

住所

奈良県奈良市西大寺国見町1-1-1

アクセス

【電車】近鉄「大和西大寺」駅構内
【車】第二阪奈有料道路「宝来」ICより約10分

宇陀市

室生寺（むろうじ）

宇陀の豊かな自然の中に位置する真言宗室生寺派の寺院「室生寺」。同じ真言宗の高野山金剛峰寺が女人禁制であったのに対し、女性の参詣を認めていたことから「女人高野（にょにんこうや）」と呼ばれることも。

仁王門をくぐり、自然石積みの参道・鎧坂を登っていくと、柿葺き寄棟造（こけらぶきよせむねづくり）の屋根が目印の国宝・金堂と、弥勒菩薩像を安置する重要文化財・弥勒堂（みろくどう）の姿が。さらに石段を登ると、1308年に創建された国宝・本堂の姿を望みます。

また、檜皮葺きの屋根や丹塗りの組物が目を引く国宝・五重塔は、奈良時代に建てられて以来、一度も焼失していない貴重な建物。法隆寺に次ぐ古塔で、「日本一小さく、美しい五重塔」として親しまれています。

拝観時間

【4～11月】8:30～17:00（宝物殿は9:00～16:30）
【12～3月】9:00～16:00（宝物殿は9:30～15:30）

料金

大人 600円、子ども 400円
※宝物殿は別途一律400円

住所

奈良県宇陀市室生78

アクセス

【電車】近鉄大阪線「室生口大野」駅より奈良交通バスで「室生寺前」停下車、徒歩約5分

詳細

女人高野 室生寺

宇陀市

室生山上公園芸術の森

地すべり対策の跡地を利用し、室生寺と対峙する高台に開設された野外アート施設「室生山上公園芸術の森」。

環境造形で知られる彫刻家、ダニ・カラヴァン氏がデザインしたモニュメントの数々が並び、美しい回廊を作り上げています。現代アートと周りの山林が融合したSNS映えする風景を楽しめます。

営業時間

【4～10月】10:00～17:00
【3・11・12月】10:00～16:00（最終入園は閉園30分前）

定休日

火曜（祝日の場合は翌日）、12月29日～2月末日

料金

大人 410円、高校生 200円、中学生以下 無料

住所

奈良県宇陀市室生室生181

アクセス

【電車】近鉄大阪線「室生口大野」駅より路線バス「室生寺」停下車、徒歩約20分
【車】南阪奈道路「葛城」ICより約60分

詳細

室生山上公園芸術の森

御杖村

三峰山（みうねやま）

奈良県と三重県の県境に位置する標高約1,235mの「三峰山」。日本三百名山のひとつに数えられ、春の白ツツジ、夏の新緑、秋の紅葉、冬の樹氷・霧氷と、季節ごとに異なる表情を楽しめます。

山の麓には落差約21mの「不動の滝」があり、自然の持つパワーを感じられそう。また、滝のそばに祀られている不動明王にお願いごとをすると願いが叶うと言われており、パワースポットとしても人気です。

住所

奈良県宇陀郡御杖村神未

アクセス

【電車】近鉄大阪線「榛原（はいばら）」駅より奈良交通バスで曽爾（そに）村へ、御杖（みつえ）ふれあいバスで「三峰山登山口」停下車

詳細

三峰山／御杖村

曽爾村

曽爾（そに）高原

奈良県と三重県の県境に位置する「曽爾高原」。毎年3月に行われる山焼きによって、春から夏にかけては一面グリーンのじゅうたんを敷いたような美しい姿に。真夏でも少し涼しく、避暑にもおすすめです。

秋には一面ススキが埋め尽くし、銀色の穂が風に揺れる見事な光景を目当てに多くの観光客が訪れます。キャンプ場や温泉などもあり、地ビール「曽爾高原ビール」も人気です。

営業時間

散策自由

料金

散策無料
※倶留尊山（くろそやま）入山料（二本ボソ～倶留尊山頂）大人 500円

住所

奈良県宇陀郡曽爾村太良路

アクセス

【電車】近鉄大阪線「名張」駅より路線バスで約45分
【車】名阪国道「針」ICより約60分

▼関連記事

橿原・大和郡山・天理・生駒エリア

橿原市

橿原神宮（かしはらじんぐう）

「橿原神宮」は、神武東征で有名な初代・神武天皇が即位した地で、2600年余りの歴史を持つ日本建国の地とされます。神武天皇とその皇后、媛蹈鞴五十鈴媛（ひめたたらいすずひめ）を祀り、明治23年に創建されました。

畝傍山（うねびやま）の麓に、元京都御所の賢所を移築した本殿や、昭和の神社建築の粋が集められた外拝殿など、見事な建築物が立ち並んでいます。

拝観時間

【12～1月】6:30～17:00（12月31日～1月7日は変更あり）
【2～3月・10～11月】6:30～17:30
【4～5月、8～9月】6:00～18:00
【6～7月】5:30～18:00
※祭典等により変更の場合あり

料金

拝観無料

住所

奈良県橿原市久米町934

アクセス

【電車】近鉄「橿原神宮前」駅より徒歩約10分
【車】京奈和自動車道「橿原北」ICより約15分

詳細

橿原神宮

斑鳩町

法隆寺

607年に聖徳太子と推古天皇によって創建されたと伝えられる仏教寺院「法隆寺」。金堂や五重塔を中心とする西院伽藍（さいいんがらん）は、現存する世界最古の木造建築物です。1993年に日本で初めて指定された世界文化遺産のひとつでもあります。

南大門をはじめ、19棟の建造物、38件の仏教美術品が国宝に指定されており、まさに仏教文化の研究の宝庫。日常的に神秘的な雰囲気が漂うスポットです。

営業時間

【2月22日～11月3日】8:00～17:00
【11月4日～2月21日】8:00～16:30

料金

【西院伽藍内・大宝蔵院・東院伽藍内共通】高校生以上 2,000円、中学生 1,700円、小学生 1,000円

住所

奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1

アクセス

【電車】JR関西本線「法隆寺」駅より徒歩約20分、または路線バスで「法隆寺門前」停すぐ
【車】西名阪自動車道「法隆寺」ICより約10分

詳細

聖徳宗総本山 法隆寺

生駒市

生駒山（いこまさん・いこまやま）

奈良県生駒市と大阪府東大阪市との県境、金剛生駒紀泉国定公園の北側に位置する標高約642mの「生駒山」。明石海峡大橋や関西国際空港、奈良や大阪の市街地を一望できる絶景が自慢です。特に夜景がすばらしく、眼下に広がる光の海は圧巻！

生駒山上から信貴山へ続く約20kmの有料道路「信貴生駒スカイライン」をドライブしながら絶景を楽しんだり、9つのハイキングコースがあるので、のんびり散策しながら楽しむのもおすすめ。山頂には生駒山上遊園地もあり、アトラクションと景色を同時に満喫できます。

生駒山上遊園地

営業期間・時間

2025年3月8日～11月30日 10:00～17:00（季節により異なる）

定休日

毎週木曜定休（20205年8月14日は除く）、8月26～28日、12月1日～休園

料金

入園無料（のりものは有料）

住所

奈良県生駒市菜畑町

アクセス

【電車】生駒ケーブル「鳥居前」駅より約16分、「生駒山上」駅すぐ

▼関連記事

桜井市

長谷寺

1300年以上の歴史を持つ「長谷寺」。国宝の本堂は清水寺に似た断崖に立つ懸造り（舞台造り）で、見事な眺望を楽しめます。

屋根付きの長い石段「登廊（のぼりろう）」は、平安時代に春日大社の社司・中臣信清が子の病気平癒の御礼に造ったもので、仁王門から本堂まで399段あります。灯籠が吊るされているのも特徴です。

また、長谷寺は「花の御寺」として知られ、4月下旬から5月上旬にかけては約7,000株の牡丹が咲き誇り、初夏にはあじさいや蓮の花、秋は紅葉、冬は雪景色の中に咲く椿など、季節の花や木々で彩られます。

拝観時間

【4～9月】8:30～17:00
【10～11月・3月】9:00～17:00
【12～2月】9:00～16:30

料金

中学生以上 500円、小学生 250円

住所

奈良県桜井市初瀬731-1

アクセス

【電車】近鉄大阪線「長谷寺」駅より徒歩約15分
【車】西名阪自動車道「天理」ICより約35分、名阪国道「針」ICより約25分

詳細

奈良大和路の花の御寺 総本山 長谷寺

▼関連記事

桜井市

大神神社（おおみわじんじゃ）

「大神神社」は古事記にも日本書紀にもその由緒が記されている、日本最古の神社といわれています。

ご祭神の大物主大神（おおものぬしのおおかみ）が鎮まることから、本殿ではなく、拝殿の奥にある三ツ鳥居を通して三輪山に向かって拝みます。山自体がご神体なので、昔から一木一草にいたるまで斧で伐採することが許されていません。

拝観時間

24時間拝観自由

料金

拝観無料
宝物収蔵庫は大人 300円、高校生以下 100円

住所

奈良県桜井市三輪1422

アクセス

【電車】JR桜井線「三輪」駅より徒歩約5分
【車】西名阪自動車道「天理」ICより約30分

詳細

【公式】三輪明神 大神神社 (おおみわじんじゃ)

また、三輪山の麓は日本のそうめん誕生の地とされ、「三輪そうめん」が有名。梅雨の湿気を避けるため、蔵で寝かせることで実現した強いコシが特徴です。

三輪山の周辺には、三輪そうめんを食べられる食事処のほか、長年受け継がれてきたひっぱりながら細くしていく、手延べそうめん作りを体験できる施設などもあります。

天理市～桜井市

山の辺の道（やまのべのみち）

日本書紀にも記されている、三輪から奈良へ通じる延長約26kmの古道「山の辺の道」。道沿いには今も記紀・万葉集ゆかりの地名や伝説が残ります。

桜井駅から天理駅までの約16kmはハイキングコースとして親しまれ、日本建国に活躍した神々が祀られた石上神宮、崇神（すうじん）天皇陵、景行（けいこう）天皇陵など数多くの史跡も点在しています。

アクセス

【電車】JR桜井線・近鉄天理線「天理」駅、JR桜井線・近鉄大阪線「桜井」駅下車

平群町

信貴山（しぎさん）

聖徳太子が寅の年、寅の日、寅の刻に毘沙門天王の力を借りて世の中の平和を取り戻したという伝説の残る山「信貴山」。「信ずべき、貴ぶべき山」として聖徳太子が信貴山と名付け、寺院を創建しました。

朝護孫子寺（ちょうごそんしじ）は、「信貴山の毘沙門さん」と呼ばれ、商売繁盛、必勝祈願、金運招福、合格祈願などのご利益を求めて多くの人が訪れます。

朝護孫子寺

拝観時間

9:00～17:00

料金

拝観無料

住所

奈良県生駒郡平群町信貴山2280-1

アクセス

【電車】JR・近鉄「王寺」駅より路線バスで約22分、「信貴大橋」停より徒歩約5分
【車】信貴生駒スカイラインでアクセス可

詳細

信貴山朝護孫子寺 - 信貴山真言宗 総本山 朝護孫子寺

大和郡山市

K COFFEE

金魚養殖で長い歴史を持ち、金魚の街として知られる大和郡山にある自家焙煎珈琲店「K COFFEE」。元ガソリンスタンドを再利用した個性的な店舗、金魚たちが泳ぐ大きな水槽が目印です。

コーヒーは焙煎したての新鮮な豆を、注文後に挽いてドリップする本格派。ノスタルジックな雰囲気の中、夏はかき氷メニューも登場します。

周辺には、郡山城跡や金魚のふるさと 郡山金魚資料館などの観光スポットもあるので、散策途中に立ち寄るのもおすすめです。

営業時間

10:00～17:00

定休日

水・木曜

住所

奈良県大和郡山市柳4-46

アクセス

【電車】近鉄橿原線「近鉄郡山」駅より徒歩約10分
【車】西名阪自動車道「郡山」ICより約20分

詳細

K COFFEE | コーヒースタンド・焙煎所 | 奈良県大和郡山市

吉野・十津川・天川・五條エリア

明日香村

明日香村

聖徳太子の時代から100年余り都が置かれた「明日香村」。飛鳥時代の宮殿や史跡が多く発掘されています。

蘇我馬子の墓といわれる石舞台古墳や、壁画で有名な高松塚古墳、日本最古の大仏が鎮座する飛鳥寺跡など、旧跡を巡る散策がおすすめ。麓に蘇我氏の居宅があったという甘樫丘の頂上からは大和三山も眺められます。

住所

奈良県高市郡明日香村

アクセス

【電車】近鉄吉野線「飛鳥」駅下車
【車】南阪奈道路「葛城」ICより約25分

吉野町

吉野山

春になると、3万本ともいわれる桜の木が山全体をピンクに覆い尽くす桜の名所「吉野山」。ハイキングや森林浴スポットとしても人気です。

もともとは修験道の聖地であり、金峯山寺（きんぷせんじ）をはじめとする修験道の寺院をはじめ、後醍醐天皇や源義経にゆかりの深い吉水神社、静御前の伝説にまつわる勝手神社など、名所旧跡も点在しています。

住所

奈良県吉野郡吉野町吉野山

アクセス

【電車】近鉄吉野線「吉野」駅下車
【車】南阪奈道路「葛城」ICより約50分

▼関連記事

天川村

洞川温泉（どろがわおんせん）

大峯山（おおみねさん）の登山口に位置し、修行者や参詣者を癒やす場所として古くから栄えてきた「洞川温泉」。温泉街には旅館や民宿、土産物店が軒を連ね、まるで物語の世界に入り込んだかのような、どこかなつかしい景色が広がっています。

夜になると提灯が灯り、日中とは違うノスタルジックな雰囲気に。面不動鍾乳洞（めんふどうしょうにゅうどう）や大峯山寺、洞川エコミュージアムセンターなどの観光スポットを散策したり、日帰り温泉施設で旅の疲れを癒やしたり、思い思いの時間を過ごせます。

住所

奈良県吉野郡天川村洞川

アクセス

【電車】近鉄吉野線「下市口」駅より奈良交通バス乗車、終点下車
【車】南阪奈道路「葛城」ICより約1時間

天川村

面不動（めんふどう）鍾乳洞

洞川地区全体を一望できる海抜約878mの高地に位置する「面不動鍾乳洞」。切り株のようなデザインのモノレール「どろっこ」に乗り、豊かな自然を眺めながら洞内に向かいます。

延長約280ｍの内部は平均気温8度で、夏はひんやり涼しく、冬は暖かいのが特徴。鍾乳石が七色にライトアップされた、幻想的な光景が広がります。ストロー鍾乳管など貴重な鍾乳石もあり、長い年月をかけてできた自然の神秘を肌で感じられるでしょう。

営業時間

【7月20日～8月末】 8:00～18:00
【10～3月】 9:00～17:00
【上記以外】9:00～18:00（最終入場はそれぞれの終了30分前）

定休日

水曜（祝日の場合は翌日、7・8月は無休）、年末年始

住所

奈良県吉野郡天川村洞川673-89

アクセス

【電車】近鉄吉野線「下市口」駅よりバスで「洞川温泉」停下車、モノレール「どろっこ」乗車

天川村

みたらい渓谷

エメラルドグリーンに輝く淵をはじめ、大小さまざまな滝、巨岩を縫うように流れる清流など、自然が作り出す景色が美しい「みたらい渓谷」。

川沿いに遊歩道が整備され、滝を見下ろす吊橋からの眺めも絶景です。新緑の春、真っ赤な川サツキが咲く夏、全山が紅葉する秋、山水画のような冬と、四季折々の美しい風景を見ることができます。

住所

奈良県吉野郡天川村北角

アクセス

【電車】近鉄吉野線「下市口」駅より路線バスで約60分、「天川川合」停より徒歩約40分
【車】南阪奈道路「葛城」ICより約70分

十津川村

谷瀬の吊り橋

十津川村（とつかわむら）に架かる全長約297m、川からの高さ約54mと、生活用としては日本一長い吊り橋。集落の人々が費用を出し合って1954年に完成させました。

周囲には深い山々がそびえ立ち、眼下には十津川が流れる絶景のなか、空中を散歩しているような気分とスリルを楽しめます。夜はライトアップされてロマンチックです。

営業時間

通行・見学自由

料金

通行無料

住所

奈良県吉野郡十津川村上野地65-2

アクセス

【電車】JR和歌山線「五条」駅より路線バスで約110分、「上野地」停より徒歩約3分
【車】南阪奈道路「葛城」ICより約90分

十津川村

十津川温泉（とつかわおんせん）

炭焼き人夫が発見したと伝わる下湯を源泉に用いる二津野（ふたつの）ダム湖畔の温泉地「十津川温泉」。2004年に全国で初めて「源泉かけ流し宣言」を行い、村内の全ての温泉施設が源泉かけ流しになっています。

泉質は、単純硫黄泉の「湯泉地（とうせんじ）温泉」、ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉の「十津川温泉」、含硫黄ナトリウム炭酸水素塩泉の「上湯（かみゆ）温泉」の3種類。いずれも美肌の湯で、日帰りの温泉施設も多いので湯めぐりを楽しむのもおすすめです。

住所

奈良県吉野郡十津川村

アクセス

【電車】近鉄吉野線「下市口」駅より奈良交通バス乗車、終点下車
【車】南阪奈道路「葛城」ICより約1時間

上北山村 ほか

大台ケ原（おおだいがはら）

奈良県と三重県にまたがる「大台ケ原」。山全体が国の天然記念物に指定されており、日本百名山や日本百景、日本の秘境100選に選ばれ、1980年にはユネスコエコパークにも登録されました。

年間降水量3,500mmを超える世界有数の多雨地帯であり、訪れる際には雨具が必須。標高約1,695mの日出ヶ岳（ひのでがたけ）や、断崖絶壁のスリリングな景観が楽しめる大蛇ぐら（だいじゃぐら）、日本を代表する原生林など、貴重な動植物を含む豊かな自然に圧倒されます。

近畿地方の登山のメッカとしても有名で、山登りを通して自然の魅力に触れてみては。

住所

奈良県吉野郡上北山村小橡660-1

アクセス

【電車】近鉄「大和八木」駅より大台ケ原行バス乗車、終点下車すぐ

奈良の観光スポットMAP